研修会・キッコーマン様、ナカオサ様工場見学

’07.6/8

菱栄グループでは、年に1〜2回程、研修会として工場見学を実施しています。
社員の見聞を広めるため、印刷業界に限らず、様々な業種の会社や工場を見学させて頂いています。

今回は千葉県野田市にある、醤油のトップメーカー「キッコーマン株式会社様」と、箱に関わる製造に特化された「株式会社ナカオサ様」の製造現場を見学させて頂きました。

東武線野田市駅
駅前には醤油の香りが広がっています

駅の構内
野田はまさに「醤油の町」でした

まず、キッコーマン株式会社様の「もの知りしょうゆ館」を見学させて頂きました。
最初に立派なシアターで、キッコーマン様が北米販売を本格的に開始してから50周年を迎えた「新バージョン」の紹介ビデオでキッコーマン株式会社様の歴史と醤油作りの基本を見せて頂きました。

その後、館長さんのご案内で、醤油製造のうちの主な部分である、原料処理→製麹工程→発酵・熟成→圧搾までの工程をご説明頂きました。サンプルや昔の作業を再現した人形などを使ってわかりやすく展示されていました。
また、本工場と併設されているため、実際の作業現場も見学しながら、醤油ができるまでの工程を見る事ができました。

もの知りしょうゆ館の前で 熟成工程のサンプル
館長さんより説明を受ける 醤油の他、ワインやジャムもラインナップ

この後、一般には公開していない「御用蔵」を見学させて頂きました。
「御用蔵」は昭和14年に、当時の宮内省に納める醤油を造る事と、伝統的な醤油醸造技術・設備を保存する事を目的に建てられました。
外観は日本の伝統的な建築様式の「日本城郭形式」を取り入れてあり、堀と森に囲まれた素晴らしい建物でした。
中は残念ながら撮影禁止でしたが、現在でも当時の設備、技法を使い、1年以上をかけて「御用蔵醤油」が造られています。

日本城郭形式の素晴らしい建物 御用蔵入り口で
堀の白鳥は皇居のお堀りから連れて来たそうです! キッコーマンの暖簾の前で、大学同窓の菱栄機械・野尻社長
キッコーマン梶E大森顧問様、潟iカオサ・仲長社長様

醤油のお土産を頂き、さらにキッコーマン製品のショップで各々がいろいろな製品をお土産に購入しました。
キッコーマン株式会社の皆様、ありがとうございました。

キッコーマン株式会社から車で5分程の所に「株式会社ナカオサ様」の本社・工場があります。
仲長社長様自ら会社の設立から現在の概要、会社の理念、工場設備などをご説明頂いた後、工場見学をさせて頂きました。

株式会社ナカオサ様 本社 仲長社長様自らご説明頂きました

ナカオサ様は、「箱」に関わる全ての工程を自社で取り扱っていらっしゃいます。
企画製作から印刷・表面加工・抜き・窓貼り加工・セットアップといった様々な工程を2班に分かれて見学させて頂きました。
印刷に関しては知識のあるつもりでいた私たちも、その他の工程に関しては初めて見る設備、作業も多く、改めて「印刷物」が「製品」に仕上がっていく工程を勉強する事ができました。

また、「人がナカオサの財産」「技術とノウハウこそ、ナカオサが皆様に提供できる新しい価値」と仰る仲長社長の言葉通り、現場の方々が生き生きと作業されていました。中でも、60歳で定年後にCADを覚えられた方が、3DCADを使って箱の設計をし、パソコン上で実際に組み上がる様子を確認されていらっしゃるのには驚かされました。

その他、ナカオサ様では「パッケージプラザ・ナカオサ」で各種包装資材の店頭販売を行っています。→http://www.nakaosa.com/

最後に仲長社長様、大森顧問様とご一緒に記念撮影をさせて頂き、この日の研修を終了、野田の街を後にしました。

              

株式会社ナカオサ様の皆様、ありがとうございました。


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