菱栄ダイヤ会・菱栄ダイヤ会NEXT 北海道 開催

’16.6/24〜25

今年の3月に新幹線が開通した北海道で、菱栄ダイヤ会と菱栄ダイヤ会NEXTの合同会を、6/24〜25で開催しました。

39名にご参加頂いた今回は、羽田空港から空路にて新千歳空港へ。

昼食後、王子製紙苫小牧工場へ見学に行きました。

王子製紙株式会社 苫小牧工場 中央の煙突は約200m

1910年(明治43年)に操業を開始した苫小牧工場は、1,442,000u(札幌ドーム26個分)の面積を持ち、新聞用紙を中心に、単一生産工場としては、世界第1位規模を誇っています。

工場周辺には王子製紙の総合病院やホテルがあり、苫小牧の町は王子製紙の町という感じです。

まずはスクリーンによる映像で工場の歴史や概要の説明をして頂きました。

工場の説明をして頂きました  アイスホッケー部(王子イーグルス)は
80年以上の歴史を誇る古豪
 

2007年11月、経済産業省が設けた「近代化産業遺産群」に、苫小牧工場の設備がいくつも認定されたそうです。

日本の近代産業の礎を築いた建造物、機械として、高く評価されたのです。

このうち、水力発電所、ドラムバーカー、送木水路は、苫小牧工場にとって無くてはならない存在で、今でも現役として活躍しています。

6台の機械で、1日1300万世帯分もの大量の新聞用紙を作っています。


説明の後、苫小牧工場最大の抄紙機「N−6マシン」を見学しました。

工場内の撮影は禁止されていたので写真はありませんが、広大な工場内に「N−5マシン」「N−6マシン」の2台が稼働していました。

「N−6マシン」の最高抄速は1,800m/分、生産能力は1日740トンだそうです。

ロール1本分の紙の長さは、なんと120qに及ぶそうです。

この機械は、三菱重工とアメリカのベロイト社との技術提携によって生産され、「MITSUBISHI BELOIT」の銘板が付いていました。

現在では自動化が進み、最小限のスタッフで運転されているため、広大な面積の工場での作業員は数える程しかいませんでした。

工場全体での従業員数は約640名だそうです。

機械見学の後、1917年(大正6年)に完成し、近代化産業遺産群に認定された「赤レンガ事務所(旧事務所)の前で、参加者全員で記念撮影を行いました。


工場見学終了後、バスで函館の大沼プリンスホテルに向かい、到着後、懇親会を開催しました。


皆様が会場に揃った所で、再度、全員で記念撮影を行いました。

菱栄機械・高木社長のご挨拶の際、菱栄ダイヤ会の新会長に就任された、東京オフィスサービス株式会社 取締役プロダクト事業部長 唯野義幸様をご紹介させて頂きました。

唯野新会長のご挨拶の後、引き続き乾杯のご発声頂き、懇親会がスタートしました。

高木社長のご挨拶 唯野新会長のご挨拶

皆さんのテーブルの上には、156回を重ねた菱栄ダイヤ会の歩み、第1回からの歴代入賞者の資料が置かれ、司会の菱栄機械・竹松部長代理からご説明をさせて頂きました。

その後、参加者全員の方から一言ずつご挨拶を頂き、楽しいひと時を過ごしました。

リョービMHIグラフィックテクノロジー株式会社、東日本営業部の塚副部長様の中締めにより、お開きとなりました。



翌日は「ゴルフ組」と「観光組」に分かれての行動となりました。

北海道カントリークラブ 大沼コースで行われたゴルフは、あいにくの雨模様のお天気により、急遽、菱栄ダイヤ会は中止とし、希望者の方が参加した4組によるオープンコンペとなりました。

優勝はアイグラフィックス株式会社 佐藤取締役営業本部長様。初参加での受賞となりました。

ベスグロ賞は、同賞常連の文理輪転印刷株式会社の小山常務取締役様でした。

優勝の佐藤本部長様 ベスグロ賞の小山常務様



一方の「観光組」は、ゴルフを取りやめた方も合流し、函館朝市、北島三郎記念館、赤煉瓦倉庫、五稜郭 等を訪れました。

函館朝市


予想以上に好評だった「北島三郎記念館」

赤煉瓦倉庫 函館奉行所


五稜郭タワーの展望台から五稜郭を望む



お昼過ぎには雨も上がり、日差しも出てきました。


その後、ゴルフ組と合流し、JR「新函館北斗駅」へ。

17時21分発の「はやぶさ34号」で帰京。

青函トンネルを新幹線で渡る、約4時間の旅でした。


ご参加頂いた皆さん、ありがとうございました。

今後も菱栄ダイヤ会は続きます。色々な行事を企画していきますので、皆様のご参加をお待ちしております。


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