ブータン王国への印刷機械寄贈プロジェクトに協力

’05.7/15〜8/11

2002月のカンボジアへの印刷機械寄贈及び印刷技術指導プロジェクトに続きヒマラヤ山脈に位置する『ブータン王国』への印刷機械寄贈プロジェクトに参加しました。

外務省・経済協力局のODA(政府開発援助)『草の根無償資金』からの要請で、ブータン王国、国営である『クエンセル新聞公社』へ三菱重工製・菊半2色機を寄贈すると共に、据付と技術指導を実施、2005811日に寄贈式を行いました。

寄贈式には納入先のクエンセル新聞公社からキンレイ社長、チェンチョーゼ・ゼネラルマネージャー、日本政府を代行して、榎木インド大使(ブータン王国大使兼任)、JICA・ブータンオフィスの杉本代表 他 現地、日本関係者50数名が参加して行いました。

成田からタイ経由で24時間  納入・据付に重機は無く、人力にて手押しで納入  寄贈式には僧侶の方も参加された

月の2回に渡りブータン王国を訪問、このプロジェクトに参加したのは下記のメンバーです。

【プロジェクト参加者】

(社)日本外交協会 海外援助事業担当課長 寺 田 恭 子
菱栄機械 営業部長 和 田 治 之
菱栄サービス 工場次長 大 下 耕 二
プリンティング・テクニカルアドバイザー 渡 部 正 義 氏(共同印刷OB)
通  訳 井 上 翼 氏(元・三菱重工カナダ・MLP CANADA社長)


菱栄機械、菱栄サービスの両社は2002のカンボジア援助に続いて今回2度目です。

今回プロジェクトのメンバー クエンセル新聞公社の前で 新聞公社の方々と

ヒマラヤ山脈の標高2400メートルのブータン王国は、国として民族衣装の着用の義務付けや国としてインターネットを禁止するなど、伝統に基づき独自の文化を築いてきましたが、インターネットの普及に伴い、6年前から開放され、それ以来、世界の情報が急激に流入しました。

また国王が王制政治から民主主義への変革を打ち出した関係から、情報社会へと変貌しようとしています。

国の発展に伴いメディアが注目され、特に新聞の普及が急務とされています。

週2回のタブロイド版の新聞を13000部発行していますが、従来の設備は老朽化が進み、今回設置した三菱製の印刷機は「ハイスピードで高品質」と大歓迎、早速、新聞を印刷して配布されました。



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